こんにちは。カフェズライフ東京です!
前回に続き、カフェ開業に必要な資格や具体的な手続きなどについてわかりやすく解説していきます。
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『カフェ開業に必要な届け出と手続き』
資格だけでなく、カフェ開業には以下の届け出や許可が求められます。
1. 保健所への営業許可申請
飲食店を営業するには、保健所から「営業許可」を取得する必要があります。
この申請では、厨房設備や衛生基準が飲食店に適合しているか審査されます。
後から手直しを防ぐため、設計段階で、審査基準を満たす設計になっているかしっかり確認しておきましょう。
必要書類: 施設の図面、申請書、食品衛生責任者資格証明書など。
費用: 10,000〜20,000円程度(自治体による)。
ポイント: 開業予定日の約1ヶ月前までに申請するのが理想的。
2. 消防署への防火対象物使用開始届
店舗が防火基準を満たしているか確認するため、消防署へ「防火対象物使用開始届」の届出も必要です。
設計段階で、審査基準を満たす設計になっているかしっかり確認する必要があります。
3. 税務署への開業届出書
事業開始後1ヶ月以内に税務署へ「開業届」を提出します。
同時に「青色申告承認申請書」を提出すると、青色申告が利用可能になり、最大65万円の控除や赤字の繰越、家族への給与を経費計上するなどの節税メリットが得られます。申請は開業日から2ヶ月以内が期限です。
4. 酒類販売業免許
カフェでアルコールを提供する場合、「酒類販売業免許」が必要です。
取得には数ヶ月かかることもあるため、早めに準備を始めましょう。
5.菓子製造業許可申請
パンやスイーツのテイクアウト販売には「菓子製造業許可」が必要です。
この許可は、飲食店営業許可とは異なる基準で審査されます。
お菓子やパンの製造過程で衛生管理や品質管理が不十分な場合、食中毒やアレルギーなどの健康被害が発生する可能性があります。こうしたリスクを防ぐため、国や地方自治体は菓子製造業許可の取得を義務付けています。
6.コーヒー販売資格
自家焙煎や挽きたてコーヒーを提供する場合には、コーヒー製造業の届け出が必要です。
他社から仕入れた豆をそのまま販売する場合は不要ですが、自家製品を提供する際は注意してください。