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カフェの開業資金ってどのくらい必要なの?売上と利益ってどうやって考えるの?

2023/11/16更新

皆さん こんにちは!
今回は、カフェ開業を考えている方々からよくご質問をいただく「カフェの開業資金」と「売上と利益」についてご紹介いたします!

 

カフェ開業に必要な資金について


カフェを開業するにあたって必要な資金は『どんなカフェを開業するのか』『どこで開業するのか』よって金額が決まっていきます。

まずは、開業資金を以下の3つの項目に分けてご紹介いたします。

①物件取得費 ②内外装設備費 ③営業備品費

 

①物件取得費

店舗を借りるために必要な資金のことです。「保証金・敷金」「不動産手数料」「前払家賃」があります。保証金・敷金は、居住用の物件よりも金額が高く設定されていることがほとんどで、およそ6~10ヶ月分が相場となります。物件を借りて商売をするのですから、それだけの保証が必要になります。そのほか、物件の仲介手数料や、物件契約後の内外装工事期間中に発生する前払家賃などが必要となります。

②内外装設備費

店舗のインテリア、エクステリアの工事に必要な資金のことです。内外装設備費は、開業資金の中で最もコストのかかる部分になります。
具体的には、ご自身の考えるイメージを物件に合わせてデザイン・設計・工事をする費用、エアコンや換気扇など空調機器の購入・設置費用、厨房設備費用などが挙げられます。

③営業備品費

営業に必要な備品、消耗品、制作物のことです。調理に必要な器具や食器、カトラリー、会計をするためのPOSレジ等が挙げられます。細かな費用になりますが、内外装設備費とは異なり、アイデア次第でコストを抑えることができる部分です。

このように「どんな物件なのか」「どんなコンセプトなのか」によってカフェの開業資金は異なります。まずはどのようなお店を作りたいのかを考えましょう!その上でご自身のカフェ開業資金の見込(目安)を出しておくことが必要です。他にも、ゆくゆくのカフェ開業をご検討の皆様は、個別相談会などでまずは情報収集することも大切です。

 

カフェを長く続けるための売上と利益とは?


次に「売上と利益」の仕組みについてお話しいたします。

まず、カフェの売上はお客様から頂く代金がメインになります。
1か月の売上高は売上予測で算出します。売上予測は「客席数×客席回転率×客単価×営業日数」で計算することができます。

そして、利益は売上から経費を引いたものです。個人店は、方向転換が比較的しやすいため、売上状況を見ながらその都度、調整・対策を行いやすいことが強みでもあります。

カフェオーナーとしてご自身のカフェを開業する以上、売上を上げることは大切です。しかし多数のカフェがある中で、あなたのカフェに来ていただいたお客様に、どうしたらご満足いただけるかを考え、いつも感謝の気持ちを持って、よりよいサービスやメニューを提案し続けることがカフェオーナーの仕事なのです。

 

キャッシュフローとは


キャッシュフローとはお金の流れのことで、実際に手元に残る現金のことを指します。利益がわかれば、キャッシュフローも以下のように計算することができます。

【利益-税金+減価償却-借入返済=キャッシュフロー】

売上や利益は「使っていいお金」ではありません。大事なのは、「通帳にいくら貯まっていくか」です。お店の売上から、家賃や借入返済等、決まった期日までに支払わなければならない支出があることを忘れないでくださいね。
また、上記の式に入っている税金年に1回借入返済月1回必ずやってきます。減価償却とは、内装工事や設備などの固定資産取得費用を耐用年数に応じて費用配分したものです。

カフェオーナーは、売上や利益だけではなく、キャッシュフローと通帳の残高を管理できるようにならなければいけません。

カフェオーナーとして知っておくべきお金の基本のお話はいかがでしたでしょうか?
これからも「カフェ開業」についての情報を発信してまいりますので、楽しみにしてください!

もっと詳しく知りたい!という方は、専門スタッフによる個別相談会も行っております!こちらより相談会の詳細をご確認いただけます。

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