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カフェ開業・運営の「お金の基本」について①

2023/02/17更新

実際に必要なカフェの開業資金とは?

皆さんこんにちは!本日はカフェ開業の「資金」について少しお話しします!

皆様から「開業資金はいくらかかるの?」とよくご質問をいただきます。ご質問に対して一概にお答えすることはできません。なぜならば、開業資金はどんなカフェを開業するのか、どこで開業するのかなどによって変わってくるからです。

開業に必要なお金は、大きく分けて「3つ」あります。
①物件取得費…物件取得のための保証金や敷金、不動産手数料などです。
②内外装設備費…内装のデザインや設計、空調・厨房等の設備工事にかかる費用です。
③営業備品費…調理に必要な器具や食器、店舗を飾る什器や看板などお店を営業するのに必要な備品にかかる費用です。

開業資金を抑えることは大事ですが、必要以上にコスト削減を考えると、魅力的なカフェをつくることはできません。予算的な制限がある中で理想のカフェをつくるためには、コンセプトにそって優先順位を考え、創意工夫していくことが大切です。特に、内外装設備非と営業備品費のコストを抑えようとして低価格のものを使用するとその後の集客や売上に影響がでるので、注意しましょう。

カフェ開業に必要な3つの資金について

開業に必要なお金が、大きく分けて「3つ」とお伝えしましたが、もう少し詳しくご紹介させていただきます。
「物件取得費」
賃貸で店舗を借りようと思った時、住宅よりも保証金や敷金が高く設定されていることがほとんどです。物件を借りて商売をするのですから、それだけでの保証が必要だということです。物件の保証金・敷金は、賃料の6~10ヶ月分がそうだです。不動産業者に支払い仲介手数料の相場は賃料の1ヶ月分です。さらに工事期間中も賃料は発生するので、前払い家賃も必要です。ただし、交渉できる場合もあります。

「内外装設備費」
物件が取得できたら、すぐに内外装の工事や設備の準備に取りかからないと、前払家賃が余計にかかってしまうことになります。また内外装設備費がカフェ開業の中で一番コストがかかってしまう部分です。しかし、ここを削ることは難しく、下手に費用を抑えようとすると、あとになて後悔することも出てくるでしょう。物件取得する以前に、お店のコンセプトを固め、内装デザインはしっかりと設計・デザインを進めておくことが大切です。

「営業備品費」
調理に必要な器具や食器、ナイフ、フォーク、スプーンなどのカトラリーや。会計をするためのPOSレジなど、全体的にみるとそこまで大きなコストカットにはならないかもしれませんが、長期的な経営を考えたら、小さな積み重ねが大切になります。

最初にお伝えしたお一人お一人のコンセプトによって、カフェの開業資金はことなりますので、まずはご自身のカフェ開業の資金の見込(目安)を出しておくことが必要です。またこの金額は開業までに必要なもので、運転資金は含まれておりません。理想だけを追ってお店をつくってしまうと、経営的なリスクが高まってしまいますので、ゆくゆくのカフェ開業をご検討の皆様は、個別相談会などで情報収集されることも大切です。

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またこれからも「カフェ開業」についての情報を発信していきますので、楽しみにしててください!